不妊治療 助成金見直し①

先日夕方のニュースでしたか・・・気になるニュースがありました。

 

「不妊治療の補助」見直し

 

・今や6組に1組が不妊に悩むという

・不妊治療に対する国の補助費は年間200億円

・晩婚化が進み補助を受けたいと申請する件数は年々増加


ここへきて、現在の制度の見直しが進められています。


今の助成制度では

1回の治療につき最大15万円

5年間で10回まで

所得制限あり (730万円まで)

年齢制限はありません


しかし、厚労省の研究班は40歳以上は流産の確率が高く、出産できる可能性が低い、また妊娠する症例は早期の治療で妊娠・出産していると考えられるなどとして、助成対象を39歳以下、期間も2年で6回に短縮するのが望ましいとする報告書をまとめています。


これに対し患者側からは反発の声も。


そのニュースでは、現在36歳、これまで14回(8年間で総額700万)の不妊治療を受けた女性(ご夫婦)が紹介されていましたが、「精神的にも金銭的にも限界」とおっしゃってました。


実際に

卵巣から卵子を採取するのに26万円

受精卵を子宮に戻す時で14万円

その他も注射、お薬と色々、1回の治療でかかるお金は約50万円だそうです。


この為、経済的な理由から不妊治療を諦めてしまう人も多いそうです。


この議論については夏までに結論が出るそうですが、研究班のメンバーの声として紹介されていたものがあります。


それは「子宮や卵巣には、妊娠に適した年齢があることを知ってほしい」というもの。



確かに・・・。晩婚化の影響で不妊治療を受ける人は年々増加中。


私の友人達も、

「結婚するまで妊娠がこんなに難しいとは知らなかった。」

「すぐに妊娠すると思っていた」

と言う声が圧倒的多数。


私達は学校教育の中でそういったことを学んできてませんから。。。

今はこういうことも勉強してるのかな。。。

どうなのでしょうか。。。