今年出た入試問題がニュースになっていました。
横浜市立大学医学部の入試問題
ヤフーニュースから。
【問題】
あなたは高校の教師である。ある日、授業の一環として稲刈りの体験作業があり、僻地の農家に田植えの体験授業に生徒を連れて出かけた。稲刈りの体験作業の後、農家のおばあさんがクラスの生徒全員におにぎりを握ってくれた。しかし、多くの生徒は他人の握ったおにぎりは食べられないと、たくさん残してしまった。
[問1]
あなたは、おにぎりを食べられない生徒に対しどのように指導しますか。
[問2]
あなたはこの事実をおばあさんにどのように話しますか。
(2019年 横浜市立大学 医学部医学科小論文試験 改題)
この問題で問われていることは
(1)少数者の人権尊重・擁護に対する考え方
(2)高齢者に対する意識の度合い
(3)言いにくい事柄を他人にどう伝えるか
医療や福祉の世界では、正しいことをすべて相手に伝えれば良いというものではありません。
他人の価値観に寄り添う
心に寄り添う
言いにくいことをどうやって伝えるか・・・このあたりは婚活にも大いに関係してくるところでしょうか。
6か月で成婚された会員様はこの辺りとても上手に気遣いをされていました。
お相手との価値観、違うこともたくさんあったそうです。
「デートで〇〇いこう!」
彼が本当にそれを望んでいるか、ここは否定したら傷つくだろうということを想像して答えを選ぶそうです。
例えば彼「久しぶりに和食が食べたい」
自分は洋食の気分でも、彼は久しぶりの和食なんだ、洋食は次のデートにしよう!
「わかった~和食いいね☺」としていたそうです。
彼「ついでに〇〇いかない?」
そこは絶対に行きたくないとなったら・・・
「和食は楽しみだけど。。。〇〇はやだ♡」
彼の気持ちに寄り添って、これは受け入れるけど、私はこう思うよっていうのを柔らかく伝えます。そしたら彼も傷つかないそうです。
入試問題では、他人の握ったおにぎりを食べられない人もいるということ、
①彼らの気持ちにまず寄り添えるかどうか。
「せっかく作ってくれたんだから食べなさい!」自分の価値観を一方的に押し付けるのはNG,相手の気持ちに全く寄り添っていないです。
病気で食べられない子もいるかもしれないし、色々な考え方もありますので、自分と価値観が違ってもそれを否定しない。まずは寄り添う。
結婚相談所では「こうしなさい!」って言われること多いですか?
うちでは頭ごなしに言うことはないです。まずはあなたに寄り添います。
男性会員さんに条件を聞くときに、例えば「背の高い人は苦手です」って言われたとして・・・。
(私背高いんですけどね^^;そうなんですね、とまず受け入れます。やってみないとわからないしですね、ハイクラスがいいですって言ってそれでそのまま成婚していく方もいますので、繋がらないときはアドバイスします。)
「背高いのもいいよ!何言ってんの!?何いきなり選んでんの?」とはならないです。
これを求める人は別の相談所へどうぞ。ビシバシ上からアドバイス。。。ありますよ。ご紹介します。それが合う人もいると思います。
そして言いにくいことをどうやって相手に伝えるか。
婚活でもこういった場面ありますよね。
ストレートに伝えるのが正解とは限りませんから。
一度考えてみて下さい。
会員様とは一緒に考えていきますので、わからないときは遠慮なくご相談下さいね。
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