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コロナ禍での婚活をネガティブにとらえていない訳

コロナ禍での婚活、対面のお見合いってどう思う?

町のブライダルミューナの会員様の中にも、医療系の会員様いらっしゃいます。

ご高齢のご家族と同居しておられる方もいらっしゃいます。

 

緊急事態宣言中はIBJもオンライン推奨でしたが、「会員様の安全を守りつつ、できる限り出会いの機会の提供を続けること」

このことを改めてIBJ全加盟店で、共有し、協力し、オンライン、対面共に、日々お見合いの調整を頑張ってきました。

 

そこで気になるのが、対面のお見合いについて。

町のブライダルミューナでは緊急事態宣言中での対面のお見合いについて、色々な考えがあるのは理解していますが、対面希望の方にはなるべく対面で調整してきました。

 

理由としては、お見合いが不要不急になるかどうかの考えですが・・・

この判断は、2度の緊急事態宣言を経て、客観的なものではなく、主観的なものであるべきだと考えるようになりました。

オンラインお見合いしかできない人はその人の事情があって、対面しかできな人はその事情もまた。

1度目の緊急事態宣言の時は、コロナがどの程度のものなのか全く分からず、経済、教育、ありとあらゆるものがストップしてしまいました。ホテルのラウンジも休業。一瞬やはり止まりましたね。

2度目の緊急事態、ある程度コロナのこともわかってきて、間もなくワクチン接種もスタート。学校は休校にならず、仕事も時短や時差出勤、オンラインなどで動いています。

飲食も時間帯で制限はありますが、密にならないようにお店もお客さんも頑張っています。

お見合いの対面も、アルコール消毒、検温、マスク着用、アクリル板、パーテーションの設置と、濃厚接触にならない対応がなされています。

婚活、やめた方がいいですかね。

これはある男性会員様が私に投げかけた言葉です。

コロナが理由でうまく婚活が進まない、コロナの状況でやってたって前に進まないのではないかと。

 

コロナが理由で進まないと思っているならそれは間違いだと思います。

今月も40歳の女性会員さまが成婚に至ります。

 

コロナなのに。

この状況でデートするのってどうなの?

デートは不要不急にならないの?

 

逆にそう思う方に聞いてみたいです。

女性にとって妊娠、出産の適齢期っていつでしょうか。

卵巣機能のピークの年齢。

精子の運動率って?

卵子・精子の老化をご存知でしょうか?

男性が高齢になることで妊娠出産にどんな影響が?

調べられたことありますでしょうか。

この期間に婚活を1年間できなくしたとして、出産ができないタイミングになってしまった。

誰が責任を取るのでしょう。

誰も取ってくれないですよね。

だから、自分で決められるべきかと。

 

20代の方にとって、もしかしたら今、このタイミングでの新たな出会いは不要不急になるのかもしれません。

子供を産まない年齢の方にしたら、お見合いも不要不急でしょうか。

半年くらい休んでも何も変わらない人はそれでいいです。

 

でも出産できるかどうか、ギリギリの年齢の方にとって、数カ月出会いを止めてしまって、妊娠出産のタイミングを逃してしまわないか、、、これは誰にも分りませんが、確率としてないわけではないですよね。

不妊治療は毎月毎月が勝負なのです。

子供が2人欲しいなら27歳ころに妊活をスタートすると90%達成できるとオランダの研究チームが発表したデータを見ました。年齢を重ねるごとに、妊娠出産の確率は確実に低下していきます。

 

皆さんが思っている以上にそのタイミングは早いのです。

自分はまだ若いと思っていても、妊娠・出産を考えると、実はそうでもないのですね。。。

日本の緊急事態はコロナ以前から

 

日本の少子高齢化、経済縮小、婚姻数の減少、生涯未婚率の上昇、出生率の低下…などなど。

将来の年金のこと、社会保険のこと、近い将来日本の人口、経済・・・少子化が影響し、とんでもないことになるという緊急事態は、コロナ以前から始まっているのです。

 

 

少子化に関しては、もうワクチン開発くらいではどうにもならないところまで来ていますよ。

政府がAI婚活を支援したとしても、少子化は止まらないのです。

 

だからと言って、大人数が集まる婚活イベントや、濃厚接触になるような食事デートを推奨しているわけではないですよ。

 

何が言いたいかって・・・あぁ。もう長くなってしまって、誰もここまで読んで下さらないと思いますが・・・^^;

 

1対1の、コロナ対策が徹底されたホテルの広いラウンジの、対面のお見合いくらい。

月1~2回です。30代の妊娠、出産適齢期の婚活を頑張る方達がしたとして、それを否定する権利は誰にもない…と思うのです。

申し訳ない気持ちになって、婚活をやめなきゃいけなかったり、職場の人に言うに言えなくて、罪悪感を抱えたままの婚活、この状況は、私たちが作り出してしまっているわけですが。。。

 

 

町のブライダルミューナでは、色々な会員様のお考えがありますので、こうしなさい!みたいなのはありません。

でも、婚活を今やっておかないといけない人達にとっての婚活は、不要不急にはならないと、私は考えています。

引き続きコロナ対策が徹底されたホテルのラウンジでのお見合いはご希望があれば調整します。

間もなくワクチン接種もスタートしますし、大阪も感染者数を徐々にですが抑えられています。

医療のひっ迫具合はまだまだのようですが、改めて、気を抜かず、しっかりと対策をして。

 

婚活も頑張りたいと思います。