大阪の結婚相談所 町のブライダルミューナです。
今日は男性不妊について。
精子学って耳慣れない言葉だと思いますが、その第一人者の先生がいらっしゃるので今回はご紹介したいと思います。
子供が欲しいから、自然に出会えなかったら。
結婚相談所で活動しようと思うタイミング。
これは人によって様々なのですが、早い方は20代から、女性であれば、大学在学中から結婚相談所で婚活をスタートされている方もいます。
少子化社会対策白書によると
「平均初婚年齢は、平成28年で夫が31.1歳、妻が29.4歳となり、昭和40年代と比較すると、その差は明らか。出生時の母親の平均年齢も上昇傾向、平成28年の出産平均年齢(出生順位別)は、第1子が30.7歳、第2子が32.6歳、第3子が33.6歳」
ちなみに・・・
今不妊治療が増加傾向にあるのは、子供を望むカップルの高齢化、晩婚化が一番の原因だそう。
女性の出産適齢期については、結構知られているところでありますが、男性にも適齢期があるということが最近わかってきているようで、テレビとかでもよく取り上げられています。
そしてなぜ、男性不妊が注目されるようになってきたのか。
男性側に不妊の原因がある場合(精子のDNA損傷)、女性側と違って今の医学ではなかなか治療が難しいそう。
男性不妊の原因が進んでしまう原因もまた男性の加齢、精子の老化があげられていました。
35歳から精子の老化が始まる
一番わかりやすく説明しておられるのが臨床精子学の第一人者、慶応医学部出身の黒田先生です。
画像を勝手に使えないと思うので、似顔絵ですみません。夫にお願いしたら描いてくれました、まじめに。
https://kuroda-imr.com/kuroda/
黒田先生の話はとても理解しやすく、IBJでも過去セミナー講師としても一度大阪に来ていただいて、私もその時初めて男性不妊の原因を知り、今までの、なんとなくあった安心感(不妊治療をすれば子供は授かるという認識)がすべて吹っ飛んだ記憶があります。2018年。
男性不妊の場合、約90%が造精機能障害(精子形成障害:精巣で精子を造る能力が障害される病態)であり、その場合精子数の減少のみならず、多様な質の異常(DNA損傷を含めた精子機能異常)を伴うそう。そして、今の医学では治療が難しいとのこと、つまり治療法が確立されていないとのこと。
不妊の原因の約半数は男性にもあるという事実。
運動数や、精子の数ではないんです。
大事なのは質。。。DNA損傷のない精子かどうか。
(黒田先生のところではこの精子の選別が可能です。)
そして、それは加齢とともに増加し、DNA欠損がある精子だとわかった場合、その精子は顕微授精には向かないそうで。
妊娠させる能力のない精子で何度顕微授精をしても、妊娠に至らない。
今不妊治療はどんどん広がっていますが、そのクリニックや病院が、精子の質を検査し、顕微授精をしているかと言えばそうではないとのこと。
「ヒトの精子の場合には、見た目の精子数や運動率だけでは良い精子(精子の品質・機能)を見分けることはできませんので、精子性善説は成立しないのです。」黒田先生より
精子の質を見極めないまま、間違った顕微授精が定着し、終わりのない不妊治療を繰り返し、なんで妊娠しないんだろうと・・・
黒田先生のところにたどり着いたカップルの精子を検査したところ、精子の先体異常、DNA損傷など妊娠に適さない精子であることがわかり・・・
そこで長かった不妊治療は、幸か不幸か、終わりを迎えざるを得ないという現実。
ただ漠然と、子供ができにくい場合は、不妊治療をして、最悪、顕微授精でなんとかなるか!という認識でいましたが、それが間違いだったということがわかり・・・。
子供を望む男性は、精子が老化する前からの婚活をと思います。
ただ、35歳を過ぎると一律に老化するかと言えば、個人差もあるそうなので。
と書くと、自分は大丈夫!と思ってしまいがちですが。
どちらにせよ、お子さんを望む女性は若いパパを望まれますし、男性も子供が欲しいと願う方は、早めの行動をお願いしたいです。
そして不妊治療の情報としてhttps://kuroda-imr.com/method/
参考になさって下さい。
黒田先生のセミナーより、画像はHP(黒田メソッド)で確認してください。
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